DARK TRANQUILLTY
 





2005.12.3
■DARK TRANQUILLITY/DAMAGE DONE
かなり強力なナンバーが収められている名盤の6thアルバム。メロディもブルータルティさも洗練された次元で綺麗に融合されている…。まさにクオリティの高い素晴らしいアルバムになっています!
全ての曲が聴き所という高レベルで展開されていくので平坦な感じを持つかもしれませんが、どの曲にもポイントとなる主張してくる個性が備わっているので、じっくり聴いてほしいアルバムでもあります。
特徴としてはキーボードの音が印象的に響き渡り、キャッチーでアグレッシブかつ哀しみの旋律を聴かせている楽曲が多数まとめられている…。
Resistanceは重々しくもパワフルに疾走する曲。
Monochromatic Stainsは攻撃的かつキャッチーなインパクトを持ち合わせている曲。
The Treason WallはDark Tranquillityの歴史に残るだろう確実に名曲候補の1曲。ライブで是非披露してほしい…!
Single Part of Twoは哀しみのメロディを撒き散らしながら泣きメロもフューチァーしている慟哭に満ちた曲。
Format C: For Cortexは少し感動的な美の展開を含んでいる曲。
Damage Doneは完成された儚き美しさをも持つ名曲!
Cathode Ray Sunshineは凄くいい感じの盛り上がりをみせる曲で疾走している心地よさとメロディの勢いに浸れます…。
The Enemyは絶望に似た感情を深く重く感じさせる曲。
日本盤ボーナストラックのThe poison WellはThe Treason Wall級の輝きがある曲。
White Noise/Black Silenceも素直に魅かれてしまう楽曲でなかなかの佳曲!
Ex Nihloは最高のアルバムの最後を締めるに相応しい余韻に浸れるインスト曲。







2005.12.3
■DARK TRANQUILLITY/CHARACTER
僕の大好きなバンド!このバンドの持つブリータリティ溢れる楽曲と慟哭美的なメロディのバランス&スタイルが僕の心を占領してしまうほど深く心に突き刺さってきます…
このアルバムは、キーボードの使い方&良質なマロディ&メランコリック具合がかなりポイントになっているアルバムだとも思います。叙情的なギターも楽曲の持つブルータリティさもメロデス特有の慟哭的なメロディをもしっかり携えながら、時には暴虐的に激しく突き進んでいく姿は、それぞれの曲の個性をも際立たせていて最高レベルのクオリティが存在しているアルバムだと思います…!今まで出してきたThe Galleryでの暴虐さ、Projectorでの重く沈んだ楽曲、HavenやDamage Doneでのメロディの充実とキャッチーさなどをうまくブレンドした集大成的な素晴らしいアルバムだと感じました!ミカエル・スタンネのVoって…巧いし表現力も高いし…味わい深いんだよねぇ〜。
1曲目のThe New Buildからしてブラストビートを披露しつつインパクト絶大で、儚さを常に伴いつつ限りなく激しく疾走していく姿が理想的でもあり実に最高な1曲!
Out of Nothingは荒々しい中にも叙情的な世界をうまく展開させている曲!
Lost to Apathyはキーボードが多彩に響き渡り、暴力的ながらも流麗なメロディにどっぷりと浸れる心地よい感覚が支配するカッコいい曲!
Mind Mattersは重くもキャッチーないいメロディを持っているホント美しい曲で、展開も聴きどころ!
One Thoughtは実に魅力溢れる気持ちよいアグレッシブ&ブルータルな疾走感と暗く美しくも耳に残るメランコリックな旋律が同居している逸品曲!
Dry Runはキャッチーな出だしからドラマチックに発展しながら突き進み、そのバランスが良い起伏を構築している曲で結構お気に入り!




2007.6.10
■DARK TRANQUILLITY/fiction
いつ聴いてもテンション上がるし嬉しくなるし、幸せを感じるんだよねぇ〜!
ドラムのアンダースさんが激しく攻め立てているのが、また、いい♪そして聴いてると、強い意志と共に強くなった気分になれる♪最強になった自分がいるんだね!(笑)。
Voのミカエルはいつものように美しいデス声で、吼えて叫んで唸って歌ってと、いつにも増して最高なんだよね!キーボードのマーティンの音の存在も際立っていて、耳に残る音をだしている…!これがまたよい雰囲気&メロディを奏でているんだよね♪そして、特に素晴らしいのがギターのニクラスのソロ!今回のアルバムには、とてつもなく絶品なソロが収録されて弾きまくってます!ヘンリクソン氏の作曲センス…これが一番重要な肝ですね。
これほどバラエティに富んだ内容であるのに、どれも主張して際立っている…。
そんな個性のある楽曲の集合体である…「Fiction!!」実に各パートが必要としている音のバランスがとっても心地よく響き渡っていて、素晴らしい出来だと思います。
いつ聴いてもね♪そして何といっても、アルバムの流れが素敵すぎ!!!楽曲がそれぞれ必要な存在感をもって配置されて主張もしている!!どの曲も、素晴らしい1曲となっています!!!!ミックスのバランス具合も見事にハマった、楽曲の世界感が色濃く沁み爆発している傑作アルバムだとも思います!

彼らにしか作れない楽曲ばかりが、詰まっています!

そしてこの「Fiction」のアルバムのテーマは、まさしく「FICTION」。なのです。哲学的で、いいねぇ〜!
「Nothing To No One」…初めて聴いた時の衝撃が忘れなれなく&色褪せない魅力のある楽曲だと思う!イントロのドキドキ感が堪らなく僕は悶絶してしまう…くるっ、くる…みたいな!叫びまくりのブラスト全開のところが凄くいい!!そして、サビの展開が非常にかっこいい!!!聴いてて力みそうになる強さがある楽曲だと思う!!!この曲のセンスに惚れるね!!

「The Lesser Faith」…まったりな空気のミドルテンポから、一気にキャッチーな展開に持ち込み、更に独特な雰囲気へと流れ込む!あるべき音に確かな存在の音が混ざっている楽曲。ブレイクする場所も儚いキーボード・ソロの味けも一転される場所も、ミカエルの雄叫びも聞ける、よい曲です!!

「Terminus(where death is most alive)」…去年のライヴで新曲として披露した楽曲ですよねぇ〜♪イントロからして急激な魅力へと惹き込まれていく楽曲…!歌が入って一気に激しさを増して爆発していく…。サビでは浮遊するかのような心地よさが味わえます!疾走の波とともに唸りをあげる深いデス声…。ギターリフも魅力的で、情熱的な盛り上がりを見せる1曲であります!!!

「Blind At Heart」…あの激しい激情&激動には嬉しくも血が沸きあがり脳が充血する…!!オープニングからして強烈で、至る所でブラストビートが鳴り響く…!!サビがまた、合唱し叫んでくれといわんばかりの勢いでメロディアスに炸裂してます!!!2人のギターソロの掛け合いもかなり素晴らしい音を響かせています♪印象の深い激しめでファストな楽曲であります!!!内に秘めた熱いものを感じる…。

「Icipher」…特にこの曲!!マジで涙が溢れてでてしまいそう…!言葉になりません…ホント、素晴らしいです!そして、悲しく儚く美しい〜。ここでのキーボードは、特に心地よく引き立っていて綺麗に心に響いてくる…!そして、物悲しさこの上ない慟哭的な重さを兼ね備えている…極上の1曲!!!堪らなく、いい!!…泣けてくる…!冷たく可憐に突き刺さってくるギターソロの挿入!静と動の対比、かなり絶品な1曲です!!!激情して燃え尽きて…全てが凍りつきそうな感覚に…。

「Inside The Particle Storm」…嵐のようにことごとく全てを捲き込み、嵐が終わった静けさと慟哭が最後に冷たく燃えていく…楽曲!!!イントロの静けさから、Voが入ってきて一気に嵐がやってくるかのように地を這うようなサウンドへと一変し、ブレイクが入ってきたと思えば、サビでは全てを消し去る勢いを感じさせてくれるような展開をみせている…。ミドルな曲調ながらに静と動が混同している重さのある激しい1曲!!

「Empty Me」…容赦なく攻め込んでくる楽曲!重く悲しく、そして切なく熱い…!最高のメロデス曲の1つであると思います!!!!!!これ、マジでよいです♪ファストな曲調であり、サビでは涙してしまう悲しさをも顔をだし、ブラストビートが爆発したと思えば、またまたどこまでも疾走していく…!!聴かせる静の部分が中間にあり、そこから徐々に徐々に速くなりだし、期待を感じさせつつ含ませつつ、最後に一気に勢いを増してエンディングへと解き放たれていく、最強な1曲です!!!!迫力も充分、威力もあり、切なく悲しく…、そして、華麗に突っ走り、突き進んでいく。。。その姿が、とてつもなく、いい!!!そんな1曲です!!!!全て燃えて、灰になった感覚になりますね…。

「Misery`s Crown」…ややキャッチーな曲ながらも、クリーン声が聴ける曲でもあり、搾り出すような唸るデス声も披露しているという、落差を味わえるミドルな曲調ながらにして激しくも緩急のある1曲。様々な歌い分けをしている七色の声(?)が聴けます!しっかりと個性のある音を出し、気持ちよく漂うような展開のある、存在感のある曲です!!心地よい楽曲です。

「Foucus Shift」…ストレートな楽曲であり力強いメロデス疾走曲!!切ないキーボードの音に反してドラムもギターも突っ走っている対照的な味付けが僕は感じるし、とてもお気に入りで好きな楽曲です!!聴いてると嬉しくも沸き上がる力が入ってしまう感覚に…!!!アルバムの中でも、1歩前に抜けているような見事な1曲であるとも僕は思います…!!ここでのギターソロがまた、惚れるね…ホント最高!!!最後まで休むことなく押し切る勢いを保ちつつの流れがある、素晴らしい1曲!!!!

「The Mundane And The Magic」…現THEATER OF TRAGEDYのネルさんとデュエットしているんすよねぇ〜。歌メロに合わせるかのように聴こえるキーボードもいい感じ!ミドルな曲で聴いてて、すっげぇ心地よいです!!そしてネルさんとの絡み具合!…素敵だなぁ〜♪ミカエルもデス声で歌っていて、デュエット部はクリーンな声で深く魅了していく…。ここでのギターソロも、絶品すよねぇ〜♪この曲、いい!!美しい〜…。

「A Closer End」…脳内に早くに入り込んできてた楽曲です!イントロの切り込んでくるギターリフとキーボードの絡み具合が、最高!それに、全力でぶつかってくるミカエルのVoも一段と迫力があって、素晴らしいです!日本盤のボーナストラック曲だけど質は高いというか、かなりのレベルで、よい曲だと思います!!!音の全てが印象的であり、脳に刻み残してゆくような、刺激を受けます!!

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